今日の一曲(粟谷佳司)

♬ 'Sweet and Tender Hooligan (Live)' - モリッシー ♪ モリッシーがジョニーマーと別れた後に残りのスミスのメンバーとギターにスティーブン・ストリートを迎えてウォルバーハンプトンで行った伝説のライブ。スミスのTシャツを着てくれば無料で観れた。ライ…

原稿の余白に 粟谷佳司

青弓社のホームページに書いた原稿。 これまでとこれから ――『音楽空間の社会学――文化における「ユーザー」とは何か』を書いて http://www.seikyusha.co.jp/wp/rennsai/yohakuni/blank73.html

フォーク運動と60年代の思想 粟谷佳司

東京フォーク・ゲリラによる「新しい空間」とは何か。 空間から音楽文化を考えるというときに、たとえば三橋一夫はフォークの定義を考察するなかで羽仁五郎について言及している。羽仁は三橋も寄稿していた「週刊アンポ」でインタビューに答えていたのである…

2011年の音源(河原弘樹)

昨年よく聞いていたCDを紹介します。 働き始めて旧作、新作ともに情報を得る時間がぐっと減ってしまい、中々新しい物に出会う機会がなかったのが残念でした。 今年は今まで聞いていなかったジャンルにもどんどん手を出していこうと思います。 supercell「Tod…

2011年の音源 粟谷佳司

まずは、『はっぴぃえんどBOX』。 2012年ははっぴぃえんどを考えていきたい。 『絶叫!野坂昭如 マリリン・モンロー・ノー・リターン』 これはクレイジーケンバンドがカバーしてたはず。野坂はうたごころがあります。 スネークマンショー『急いで口で吸え』 …

2011年の音源 粟谷佳司

次回音源研究会

メンバー各位 次回音源研究会は8月30日午後3時からです。

鶴見俊輔と音楽 粟谷佳司

鶴見俊輔における「限界芸術論」から「大衆芸術」と「限界芸術」の関係についての研究 これは、鶴見の文化論においてほとんど言及されることのない音楽(流行歌、大衆音楽)を中心としたものであった。それを60年代後半から70年代前半の関西フォーク運動にお…

音源研究会(立命館大学)

2011年度第1回音源研究会を立命館大学で開催いたしました。 参加者4名。 紹介した音源は、カプセル、マイルス、スーパーカー、ベイシー、レイハラカミ、直枝など。

「lately listening」 倭田 信也

Fennesz「black sea」。この作品では冒頭から終わりまでNoiseyなPad音が続くが、Fenessz特有の旋律とギター、時間感覚によって包み込まれるような暖かさと深みを感じることが出来る。「Black Sea」収録曲。このアコースティック・ギターはApogee Emnsembleの…

YMO 河原弘樹

1978年にデビューしその後の音楽史に多大な影響を与えたイエロー・マジック・オーケストラ(以下YMO)と、ボーカロイドソフト「初音ミク」によって製作されたYMOのカバーアルバム「初音ミクオーケストラ(以下HMO)」と、ニコニコ動画にアップロードされてい…

「MACHINE DRUM 「Mergerz & Acquisitionz」」倭田 信也

今回は最近よく聴いてる音源の紹介でも。MACHINE DRUM 「Mergerz & Acquisitionz」 06年。ヨーロッパ出身のIDM/abstract hip hopのトラックメイカーでアメリカのMerckというレーベルから多くの作品を出している。本名Travis Stewart。このCDは2枚組のリミッ…

倭田 信也

先日、MGMTの来日公演を観に大阪松下IMPホールへ。 前回の初来日時は梅田シャングリラだったので今回が2回目。私は初めて観る。・・・・・・・結果から言うと私見ではあまり良いライブではなかった。 演奏は良いが箱の音が…私は前列中央にいたが見過ごせない…

2011年の音源研究会

2011年、第1回の音源研究会を3月12日に開催します。 ご卒業、ご就職おめでとう集会。 最近気になってる音源持ち寄って語り合います。 関大前ゲートマウスで。 震えて眠れ、明日はもうないさ 聖飢魔Ⅱ。

2010年

音源研究会は2010年10月に始まりました。参加者それぞれが曲をかけて報告するというものです。10月に初の会合を持ちました。 キャッチコピー。 音源研究会に必要なもの。一枚のCD、お茶、知性。以上。 参加者のかけた曲と報告テーマは次のとおりです…

今年の音源(井上大地)

今年の音源10 できるだけ2010年に発売したものを中心に、今年1年よく聴いたCDアルバムを紹介します。 ○アジアンカンフージェネレーション「マジックディスク」(2010年) 「迷子犬と雨のビート」など、トランペットやストリングスの音色が印象深いですね…

傑作選(ギャグシンセサイザー)

すれ違う二人。ダフトパンク篇。 A「ダフトパンク聴いた?」 B「何それ」 A「いやトロンでさ。」 B「トロントといったらナイアガラの滝でしょ。ナイアガラといったら大瀧、佐野、杉」 A「え、大滝秀治と杉良太郎」 すれ違いすぎ... 文学部タダ野教授。ジェイ…

今年の音源(河原弘樹)

♪ 電気グルーヴ「VITAMIN」(1993)「DRAGON」(1994) ♪ BOB MARLEY「EXODUS」(1977)就職活動時にお世話になった3枚です。ES書いてる時、No Woman No Cryの「Everything gonna be alright」にどれだけ励まされたか。 電気はいわゆる現実逃避のためwwで、…

今年の音源(川本 賢)

新譜よりも旧作を多く聴き漁っていた2010年。YMO周辺の音源を中心に発見が多い1年でした。 ♪Yellow Magic Orchestra『BGM』(1981) 今年最大の再発見。インスタントに消費されない快感と、それに反しない絶妙な温度。未来は過去にあると感じた1枚。 ♪…

音源日記(粟谷佳司)

『DUB論』購入。ジュンク堂、京都BAL店。 読みながら、Brian Eno,Another Green Worldを聴く。Enoもダブに強い関心を寄せていたし、それは音楽において実践されていた。 レゲエ、ダブはパンク、ポストパンクにおいてさまざに影響を与えているが、それがなぜ…

今年の音源(粟谷佳司)

Perfume,ねえ。(2010) やっぱりパフームははずせなかった。 INO hdehumi,kaleidoscope.(2010) これも今年後半にいきなり。YMOのカバーが秀逸。 クラッシュ、サンディニスタ! PIL,Second edition. 自分のなかでまだ消化できていないけど、ポスト…

音源研究会のツイッター

始まりました。 http://twitter.com/ongenken

サディスティック・ミカ・バンド「黒船」(1974)(河原弘樹)

ロックとはカウンターカルチャーでありながら、その一方で享楽主義的な面も持ち合わせている矛盾したものだと私は考えているが、1970年代の日本のロックは、当時の流行であったフォークやアイドル歌手に反抗する若者の自由を訴える音楽であった。リスナ…

音源おしゃべり会

音源にかんして話す。at 寒梅館

想像のアメリカその2(粟谷佳司)

アメリカはカナダからのトランジットで立ち寄ったのだが、映画や音楽における表現文化から知るアメリカは、特に音楽では、ベルベット・アンダーグラウンドやスティーブ・アルビニがプロデュースするノイズであるとか、初期VUをプロデュースしていたアンディ…

The Avalanches『Since I Left You』(2001)(川本 賢)

The Avalanches『Since I Left You』(2001) 900以上のサンプルネタを自らの想像力をもって再構築したこのアルバムは、まるで少年の純粋な“夢の中”を表しているかのようだ。フリッパーズ・ギターの『ヘッド博士の世界塔』の例を挙げるまでもなく、サンプリン…

岡林信康(粟谷佳司)

あんぐら音楽祭 岡林信康リサイタル(紙ジャケット仕様) 同志社大学出身者である岡林信康。同志社出身では中川五郎、はしだのりひこと並んで関西フォークの立役者の一人である。 ここで聴ける「アメリカちゃん」。これは替え歌の実践として言及されながら、こ…

Justify My Love Madonna(粟谷佳司)

Justify My Love Madonna Album Description This 1990 Hit was Produced and Co-written by Lenny Kravitz. Includes a William Orbit Remix plus "Express Yourself" from the 1989 LP "Like a Prayer". マドンナのシングルを聴く。 マドンナは『ヒストリ…

想像のアメリカ(粟谷佳司)

Twilight Set(http://twitter.com/Twilight_Set)というバンドのシングルを購入。バンドの雰囲気やスティールギターの音色がすばらしい。ギターはヴィーナスペーターの石田氏のバンドでもギターを担当していたとのこと。お酒を飲みながらゆっくりライブを見…

研究会の中心メンバー